この街の片隅で・・・・・

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小沢一郎の問題を考える(7.地方選挙に国政問題を持ち込む自民党の策略)

昨日行われた2つの地方選挙で、いずれも自民党の支援した候補が当選しましたが、マスコミ連中はこの勝因を「小沢一郎民主党幹事長の資金問題に対する民主党の対応のまずさ」を真っ先に上げ、これを持ってして「民主党に大打撃!」と煽りたてる報道をしていますが、果たして本当に「政治と金」の問題が「自民党候補の大勝」の原因でしょうか?民主党は「地方選挙と国政の問題は関係ない」とも発言していますが、果たしてそう言い切れるのでしょうか?私は「地方選挙に勝って『民主党政権崩壊』を目論む自民党の策略」と「小沢問題に対して『時間稼ぎ』をする民主党の世論の読み違い」がありそうな気がします。 先ずは、昨日行われた長崎県知事選挙ですが、これは現職の金子全二郎知事の引退に伴って新人同士の争いだったのですが、勝った自民党系新人候補と敗れた民主党系候補の得票差は約9万票だったそうなので、一概に「政治と金」が争点になったとは言えないのではないでしょうか? むしろ、結果がこうなったのは、某タレント候補が立候補した事によって、本来ならば民主党系候補に流れる筈だった「自民党の政策に『NO!』を訴えたい有権者」の投票行動が民主党にではなく、タレント候補に流れてしまったのが真相なのではないでしょうか? 現に、勝った自民党系新人候補の得票数と敗れた全ての候補の得票数を計算してみて下さい。明らかに、「反自民党」の得票数が多かったことがお分かり頂けると思います。つまり、ここに「自民党の策略」があるのです。 あまり長くなりますので、(8)に続きます。