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ダービー有力馬情報(1) 追い切りチェックpart1

では、日本ダービーの有力馬の情報です。今日はまず追い切りチェックです。

ヴィクトワールピサ
角居勝彦厩舎・岩田康誠騎手)
栗東 CW 良 岩田 67.6-52.1-38.1-12.2 馬なり
【総合評価・S】
もはや、このメールで角居厩舎の有力馬を紹介する時のお約束とも言える“角居流3頭併せ”。今回同馬が併せた相手は同い年の未勝利馬と条件馬の2頭だったが、格下とはいえ共に500キロ前後の大柄な馬格の持ち主、合わせて約1トン。一杯に追われるこの2頭の間という、並みの馬なら怯えたり掛かったりしても仕方ない位置取りを強いられた追い切りだったが、ヴィクトワールピサは悠然と両馬の間を割り開くと、馬なりのまま楽々先着してみせたのだ。「これだけプレッシャーを掛けられても、全く動じなかった」と、関係者もその勝負根性には太鼓判を押している。

ダノンシャンティ
松田国英厩舎・安藤勝己騎手)
栗東 坂路 良 安藤勝 53.3-38.8-25.3-12.6 馬なり
【総合評価・S】
驚愕の日本レコード決着から中2週。ダメージを不安視する方もいらっしゃるかもしれないが、馬自身は至って平常。レースから一週後の16日には坂路入りを再開したほどのタフさには、ただただ頭が下がるばかりだ。「普段からハードにやっているからね。あのレースも実質追ったのは直線だけだったから、時計ほどの疲労も無いよ」と関係者は強気に断言していたが、なるほど同馬の馬体を見ると、“普段からハード”と胸を張るのがわかるほど筋骨隆々。最終追い切りで併せたモンテクリスエスと比べると90キロ近く小さいのだが、同じぐらいの大きさに見せるほどの迫力を放っている。動きも申し分無く、依然絶好調と見て良いだろう。

ローズキングダム
橋口弘次郎厩舎・後藤浩輝騎手)
栗東 坂路 良 後藤 52.9-38.3-24.9-12.6 馬なり
【総合評価・S】
この中間『挫石!』『回避か!?』など、動向が錯綜した同馬。確かに挫石の症状は見られたのだが、関係者曰く「これが普通の重賞だったら、もしかしたら報道すらされないかもしれない程度」というほど、軽度のものだったのだとか。それを聞いても正直なところ半信半疑であったのだが、最終追い切りを見て不安は吹き飛んだ。今回急遽代役に抜擢された後藤騎手を背に坂路入りした同馬は、数日前まで回避などと報じられていたのが嘘のような絶好の手ごたえを披露。前走後は自厩舎でジックリ調整し、この大一番に向けて仕上げてきた同馬。相変わらずの小柄な馬体であるが、以前と違って筋肉質な面が目立つようになってきている。2歳王者の復権へ向けて視界は良好だ。

ヒルノダムール
昆貢厩舎・藤田伸二騎手)
栗東 坂 良 藤田 55.3-39.5-25.3-12.1 一杯
【総合評価・A】
殆どの競馬紙で、関係者が声を大にして絶賛するのが同馬。ことに鞍上・藤田騎手の惚れ込み様は別格で、ここ3週に渡って追い切りに自ら騎乗。おまけにその後馬房まで出向いたり、自らニンジンを与えたり、その様子を写真に収めたり…と、まさに溺愛といった状態だ。既にダービーのタイトルを手にしている同騎手のこと。相応の手ごたえがあると見ていいだろう。追い切りでもその期待に違わぬ動きを見せており、今週は終い一杯でこの伸び脚。実質的な最終追い切りとなった1週前の時計も、坂路一杯で52.3-38.2-25.2-12.6と絶好の行きっぷり。併せた古馬を2馬身半追走し、併せる間も無く3馬身先着と、流石藤田騎手を惚れ込ませるだけのことはある。皐月賞2着の末脚を、存分に発揮してくれることだろう。

続きはpart2で。