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レース展望、?の馬の答え。

それではお待たせしました。今朝ほどお話しました「フローラS」と「アンタレスS」で、『?』で伏せさせていただきました馬の正体はこれです。

【フローラS】

メジロジェニファー・・・・四月一週目の未勝利戦を勝ち、中2週で果敢にもここに駒を進めてきたが、もちろん勝算無しで出てくるわけではない。「体質が弱くてデビューも遅れたけれど、立て直した効果か、以前では想像出来ないほど丈夫になったよ。このローテーションでも馬体が減ってこない…と言うより、むしろ使って筋肉が付き、ボリュームが出てきた」と関係者が語る通り、1つ勝って勢い付いたかのような、充実した馬体を見せている。「これまで阪神でしか走ったことがないし、長距離輸送、一線級が相手、本格的な急坂…と、こなさなければならない課題は山積み。とはいえ今なら、そのあたりも全部どうにかしてくれるんじゃないか…そんなことを思うぐらい、調子が上がって来ているんだ」と、その期待度は相当高い。どうやら鞍上も想いは同じのようで、引き続き今回も未勝利勝ち直後の同馬に騎乗。あれほどの名手なら、同馬以外からも引く手数多だったろうに…。不確定要素も多いが、それらも乗り越えてしまいそうなほどの意気込みが、この馬にはある。

フラムドール・・・・『君子蘭賞ではアマファソンの後塵を拝したが、巻き返しに懸ける関係者の意気込みは、この馬が随一。「前走だって、負けたというほど負けていない!」と語っていたが、確かにレースとしては、次は更に上の着順も…と十分期待出来るものであった。そもそもこの君子蘭賞自体のレベルは相当なもの。展開の差こそあれど、前日行われたGIII毎日杯の勝ち時計は1分49秒3、そして君子蘭賞は1分48秒2。直線一気で勝ち星を挙げたアマファソンは勿論だが、この馬自身の走破時計も、毎日杯の勝ち時計を上回っているのだ。道中の位置取りなども考えれば、よりレース運びに融通が利きそうな余地を残す同馬の方が、府中のこの舞台では通用しそうな印象すら受けた。中間の調整も非常に順調で、上積みも見込める今回、現在の牝馬戦線の勢力図を一気にひっくり返すほどの激走すら期待出来る。

【アンタレスS】

フサイチピージェイ・・・・今回、親子合わせて4頭出しを敢行する“池江厩舎”勢。おまけに全てが逃げ・先行脚質と、レース全体を“池江