小沢一郎の問題を考える(3.辞めるべきか?続けるべきか?)
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体が、土地取引に関して政治資金収支報告書に記載しなかった事件で、東京地検特捜部は、現職国会議員を含む当時の秘書3人を政治資金規正法違反容疑で逮捕しました。
今回の事件でますます小沢幹事長の責任問題が表面化するのが避けられなくなりました。
果たして小沢幹事長はどうするべきでしょうか?
私はこれまでの小沢幹事長の説明が必ずしも十分だとは言えなかったのだと考えます。
それに検察の任意での事情聴取の要請さえ拒否し、あくまでも強気の姿勢を崩すつもりもないようです。
来週月曜日からは通常国会が始まります。民主党政権にとって、政権安定に向けた大事な国会なのに、このような一件の為に下手をすれば、民主党政権の致命傷にもなり兼ねません。
自民党はここぞ、とばかりにこの事件の追及を矢継ぎ早にするでしょう。
小沢幹事長はその時、どう説明するのでしょうか?
私は事情聴取に応じない以上、国会の場でハッキリ説明した上で辞任を含めた出処進退を決めるべきです。しかも、国民にも解る言葉で説明するべきです。
この事件については、私はマスコミの報道姿勢にも疑問を持たざおう得ないのです。これについては、後ほどお話しします。