この街の片隅で・・・・・

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小沢一郎こそ、「日本」を救う!

先日(4/26)、民主党小沢一郎元代表に対する政治資金の不正経理事件『睦山会事件』で、東京地方裁判所は強制起訴された小沢さんに対して『無罪』の判決を言い渡しました。検察側(といっても検察審査会から指定された弁護士)は5/9までに東京高等裁判所に控訴するかどうか判断するとされていますが・・・・。

この事件(?)は小沢さんの政治資金団体「睦山会」が東京都内の土地取引に関して(嘘の)事実を政治資金報告書に記載したとされる政治資金規正法違反の罪によるものなのですが・・・・。

私は、この事件について、かねてから大いに疑問を持っていました。それは次の点からです。

1.そもそも、この事件で資金を送った「贈賄側」(この場合は資金を提供したとされる水谷建設側)の容疑が立件されていないこと。

2.政治資金として記載したはずの期日が明らかに「記載遅れ」で法律上問題なかったこと。(これは関係者が総務省の選挙資金担当の方に問い合わせて確認しているそうです。)

3.この事件自体が何かしら辻褄が合わないこと。

これらに共通していることは「検察側では『立件不可能』(つまり、事件としては成立が難しい)だったのに、検察審査会側で『強制起訴』したこと」だと考えられるのです。しかも、これらの事実が民主党政権に交代した途端に明らかになったこととともに、民主党内部で全く小沢さんを擁護する雰囲気になく(但し、小沢さんのグループと連立を組む国民新党の一部は除きます。)、「無期限党員資格停止」の処分を出し、小沢さんを幽閉したこともこの問題を複雑にしていると考えられます。

果たして、この事件は『本当にあった事件』なのでしょうか?

私は、この事件(?)をでっち上げて『小沢首相阻止!』を目論む官僚連中(特に経済産業省財務省)が検察の特捜部に働きかけたのではないでしょうか?これらの連中は小沢さんが政務次官や(旧)自民党幹事長の時に散々コケにされたことに対する怨念がこのような『捏造事件』を作ったものとされるのではないでしょうか?

政治資金の「記載遅れ」についても、普通の土地取引ではごく当たり前に行われていることで、それが「政治資金制度上の期末」に資金に出来なかったので、自己資金から手当てしたことが何故「虚偽記載」に当たるのでしょうか?

それに、この事件(?)で、小沢さんの当時の秘書が起訴され、それに対して『推認有罪』を言い渡すことも大いに疑問です。明らかに『証拠』が無いのに、それをあたかも「状況証拠」が有ったかのようにでっち上げて、罪無き秘書を刑務所に叩き込み、小沢さんを失脚させようとした行為が果たして許されるものなのでしょうか?

その結果、3年前の衆議院選挙で『旧態依然とした政治』の打破を訴えて政権交代を果たした民主党の政策は悉く覆され、結局は政治が自民党政権時代どころか、戦前の暗黒時代にまで戻ってしまったのです。それに追い討ちをかけたのが『東日本大震災』と『東京電力原発事故』です。

このような『日本の疲弊』に加担した検察・警察・官僚どもはまさしく『戦争犯罪人』そのものなのです。

それを唯一打破できるのが小沢一郎、その人なのです。

幸いに今回の無罪判決を受けて、民主党でも小沢さんの「無期限党員資格停止」の解除に向けて手続きを進めるとしています。しかし、依然として「反小沢」で固められた執行部に出来るものなのでしょうか?

とにかく一刻も早く小沢さんの『名誉回復』を『小沢一郎救国政権』の誕生を願ってやみません。