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「芸能人のお店」も経営感覚が大事?

今日の日刊スポーツ(東京版)が一面で報じていましたが、元横綱三代目若乃花花田勝さんが経営していたお店「Chanko Dining 若」を経営していた会社が、昨日(5/6)東京地裁に自己破産を申請して経営破綻したようです。

このニュースのURLはhttp://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100507-626653.htmlです。

また、帝国データバンクの情報はhttp://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3270.htmlです。

信用調査会社の帝国データバンクによりますと、今回の破綻したのは、店舗の運営を行っていた「ドリームワーク」はじめ関連する、(株)NHOと(株)ディーダッシュの3社。負債総額は、昨年(2009年)7月時点で4億7000万円に上ると見られています。

「ドリームワーク」は、花田さんが設立発起人となって2002年(平成14年)7月に設立し、「Chanko Dining 若」を日本国内だけでなく、韓国や香港にも最盛期には15店舗を経営していました。最盛期の2007年(平成19年)7月期には約16億600万円の売り上げを計上していた。だが、翌年には営業利益が6割減となるなど低迷が続き、同年ごろからは各店舗の従業員らとの間で残業代未払いなどをめぐるトラブルが相次ぐなど、厳しい資金繰りが表面化していた。

その為、店舗の一部を業態転換したり、他社との合併を模索していましたが、経営の改善には至らず、今回の破綻となったのです。

私も、兼ねてから「芸能人が看板のお店」には、はなただ疑問を持っていたのですが、このお店に関しては、結構巧くいっていたほうだと感じていました。

しかし、所詮「芸能人のお店」。結局は「若乃花」のネームバリューに頼らない経営が出来なかったのが破綻の原因だと思います。

ちなみに、この「Chanko Dining 若」は、一部フランチャイズで運営していたお店があったそうで、それについては別の法人に運営を引き継いで営業自体は続けるそうです。