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弥生賞の感想?

てなわけで、今日は午後から中山競馬場へ出かけまして、(もっとも、ホントは「ウオッカ年度代表馬記念の盾」を買いにですが・・・。)弥生賞だけを見てきました。

今日の未明から降り出した雨は結局1日止まず、レースは雨の中で行われました。

勝ったヴィクトワールピサは、前走と同じく中段で折り合う競馬をしていましたが、余りにも内側に位置を取っていたことで、最終コーナーを回ったときに「こんな位置で抜け出せるのか?」と思ったのですが、最後の直線で先行していたエイシンアポロンとの間に出来た空間からようやく抜け出せて、そのまま差し切って勝ったようです。しかし、この抜け出しもかなり危かったようで、馬が怒り出したことでようやく動き出したようで、もし後ろに馬がいたなら審議対象になっていたかもしれません。

2着のエイシンアポロンも結果としては負けたのですが、馬場状態から見て「むしろこういった力勝負ならば勝てるかも?」と思ったのですが、結果はやっぱりまた2着。前走の朝日杯でも、どこか最後の詰めが甘い印象があったのですが、今回もその点は改善できていません。どうも現状では距離が長いのかも?1600mまでの馬かもしれません。おそらく皐月賞の権利は行使するかどうか微妙だと思います。

着外に敗れたアドマイヤテンクウは、馬体重の大幅減が最後まで響いたのだと考えられます。ここまでそんなに極端に増減(最大でも+10kg)があったとすれば、今回の-20kgは明らかに中間の調整の失敗、又は輸送中のアクシデントがあった可能性が大きいです。現状ではまだ「走らない馬」なのかもしれません。次走また人気になるならば体重が戻っているか、注意深く確認する必要があります。

後3着のダイワファルコンですが、2頭出してきた「ダイワ」の馬の中で、こんな情報があったのです。

「オーナーサイドから、“この馬でクラシックの権利を取ってくれ”っていう話が来ているから、勝つに越したことはないけどここは権利狙いの走りをしてもらう。中山コースは昨年の12月にマイルを1度(未勝利戦1着)使っただけだけど、コーナリングが上手く器用な競馬をするから、距離が2000mになっても大丈夫だと思う。いずれにしても、ここはメイチ勝負だよ。」

結果としては3着に入って皐月賞の権利を獲得できたのですが、今回の道悪馬場と余りにも遅いタイム(2分6秒1)を考えれば本番になって早い競馬になったときにどうか?という疑問があります。

とにかくヴィクトワールピサの勝ち方は見事でした。これでローズキングダムと再び対戦できる機会が出来たのですから、皐月賞が面白くなってきました。