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フェブラリーSの傾向?

お待たせしました。それでは、日曜日に東京競馬場で行われる今年最初のG1レース、フェブラリーSの展望を始めます。

まずは、今日はこのレースの傾向からお話します。

このレースが行われる東京ダート1600mは、スタートから100mほど芝のコースを横切るような感じで進むため、中山のダート1200mと同じように芝でのダッシュ力がものを言う。このため、ここでスタートが悪いと余程末脚自慢で無い限り(ダービーを勝ったときのウオッカ並みの末脚)致命傷になりかねない。2003年の改修前は多少ダートコースに入る時までにカーブ懸かった感じだったのだが、その点はある程度改善されてはいるが・・・・。

まず、1番人気の信頼度でありますが、中山開催だった2003年(平成14年)を除いた過去9年で見ますと、5勝3着1回で、連対率55.5%、2番人気だと2着4回3着1回で、連対率44.4%で、絶大な信頼がおけるわけではない。ただし、1・2番人気が共に連対しなかったのは昨年(2009年)のみで、あとは、1番人気か、2番人気が必ずは連対している傾向です。しかも、馬連万馬券で終わったことは全く無い。

脚質から見ますと、「逃げ・先行」馬が7頭、「差し・追い込み」馬が11頭、とややこの時期のダート戦にしては「差し・追い込み」組の台頭が目立つ。ただしココ3年は「逃げ・先行」組で決まっていることをお忘れなく。

また、連対馬の前走成績を見ますと、比較的良いのが、前走が「JCダート」または「東京大賞典」組。この2走だけでも4勝2着5回と連対率は抜群。特に「東京大賞典」組は2勝2着4回と、連対馬の中ではずば抜けての成績。距離短縮が効果を表す事例としてもいい。

逆に振るわないのが前走「根岸S」の距離延長組。そして、前哨戦でもある「平安S」組。特に平安Sからの臨戦はココで勝った馬がそのまま連対していない。むしろ、凡走した馬のほうが連対していることが多い。但し、馬場状態が「重」「不良」となると、逆に根岸S組が台頭するかも?現に2005年の勝ち馬メイショウボーラーは前走根岸Sからの臨戦。(その時の馬場状態は「不良」でした)

これは、前走「芝のG1」出走組にも言える。今回の出走馬には前走が「芝のG1」だった馬が3頭いますが、その場合の連対は3着が1回のみと不振。けど、今回は「ダートのほうが合うので、勝ち負け抜きでココに参戦した。」とか、「芝だと脚元が不安なので、一度ダートを試す」といった馬が出走するそうです。果たして?

また、前走「芝のレース」で、今回が「初ダート」の馬が4頭いますが、その時の連対は、過去9年でトゥザビクトリー1頭のみ。

さて、今年の出走馬は如何に?続きはまた明日。