関西の空港を一元管理へ…。
昨日、国土交通省と関西の自治体、経済団体との間の話し合いで、伊丹・関西・神戸の関西3空港を一元化して管理する協定が基本合意されました。これによって、存続か廃止かで揺れていた伊丹空港は規模を縮小することで存続することになりました。
これは、「関西3空港懇談会」での話し合いで合意に達したもので、現在の関西空港・伊丹空港・神戸空港の3空港を一元的に管理し、関西全体の航空需要拡大と関空の機能強化をはかもので、経営難に落ちいっている関西空港会社の経営改善策とともに行うものです。
一元化後の管理主体は関西空港とし、その管理下に伊丹・神戸の各空港を置く形になります。
実施は来年3月頃からを予定しており、これによって、大阪府が「廃止」を主張していた伊丹空港は、小型機発着主体の空港として存続する見込みになりました。
私は、この記事を見まして、出来るなら伊丹空港はなるべく存続の方向に向かったほうが良かったので、今回の合意はある程度納得します。なぜなら、大阪には小型飛行機の発着する八尾空港もあるのですから、そっちの廃止を前提としなければ、伊丹空港は存続することはやむを得ないと思います。
それと、関西空港に統合した際に問題となるのは、空港までの交通費が余りにも高いことです。それもこれからの検討課題になるでしょう。