この街の片隅で・・・・・

街の片隅で生きる人のごくありふれた日常を綴るブログです。

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緊急事態宣言は解除されたけれど.......。

先日(5/25)、新型コロナウイルスによる感染拡大防止の為に全国で出されていた緊急事態宣言が全て解除されました。

※特別警戒地域(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・北海道)以外の地域は5/15に既に解除されましたが.......。

 

3月に『自粛要請』が特別警戒地域で出されてから約2ヶ月余り、本当に辛い自粛期間でした。最初の2週間は家族揃って警戒しなければならなかった(今からすればかなり過剰反応だったのですが)為に、仕事と必要最低限の買い物以外は殆ど家に籠りっきりの毎日でした。

2週間経った辺りから不要不急以外の外出が出来るようになっても解除が発表されるまでこの状況は変わりませんでした。

ようやく『ステイホーム週間』(という名の『がまんウィーク』)が明ける頃から徐々に人出が増えてきていて、解除後は殆ど自粛前と変わらない風景に戻ってしまったのです。

 

ただ幾ら緊急事態宣言が解除されていても、新型コロナウイルスの感染が無くなった訳でもありませんですし、それに伴って『補償無き自粛要請』や『補償無き休業要請』を受けたところでは自粛前とは違う風景になってしまってます。

それにそれが原因で失業や廃業を余儀なくされた人達や仕事などは解除されても元に戻らないのです。

自営業者や一部の人達には地方自治体等から『休業補償』や『給付金』が支給される事にはなりましたけれど、派遣労働者や大半の自営業者には補償すら無いのが実情です。

※但し、今回の緊急事態宣言による補償として、全ての住民に一律10万円の『特別定額給付金』が支給される事になりました。これについては次の記事で話します。

 

それに加えて、緊急事態宣言によって仕事を失った人達に対する対策は全くおざなりです。むしろ影響はこれから出るのです。

私でさえ、今の仕事がいつ派遣切りや雇い止め に遭うかわからない状況ですし、一旦失業すれば年齢的な事もあり、新しい仕事にすぐありつけるとは限りません。

仕事が無いならば、意にそぐわない事もあるけれど 、働かなければならないのが実情です。

 

それだけ今回のコロナショックは重大な『国難』なのです.......。

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