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「ジャーナリスト」の今を憂う。(3)

先日お話しました、『「ジャーナリスト」の今を憂う。』で、経済評論家の内橋克人さんのお話に関連する記事が5/4付の日刊ゲンダイに載っていました。

リンク: 「いかれた鳩山首相」は“誤訳”だった - 速報:@niftyニュース.

これによりますと、この誤訳を報じていたのは読売新聞はじめ、全国紙各紙だったらしく、これが更に鳩山内閣の支持率(=民主党支持率)を低下させた要因だと思われます。

良く考えてみれば、こういった英文の翻訳者(殆どが新聞社及びテレビ局の関連する人間)はどういう考えでそのような和訳を当てはめるのでしょうか?

これに関して、内橋さんは現在のマスコミの組織構造そのものに問題があると指摘しています。

つまり、トップである論説主幹(あるいは編成局長)から末端の記者まで誰も異論を唱える人がいなくなった、というところから、このような言葉のニュアンスを取り違えることを見過ごすのではないのでしょうか?

これに関して、内橋さんは「ジャーナリストよ、もっと上(トップ)に抵抗しなさい!」と奮起を期待しています。