この街の片隅で・・・・・

街の片隅で生きる人のごくありふれた日常を綴るブログです。

Instagram https://www.instagram.com/sakanakun_insta/

「ジャーナリスト」の今を憂う。(2)

(1)からの続きです。

もう一つ、内橋さんが指摘したのは、今月ワシントンで開かれた「核安全保障サミット」にあたって、ワシントンポスト紙が、あからさまにオバマ大統領を痛烈に批判した記者の連載記事を何の推敲や峻別をせずに日本のマスコミ連中は大々的に報道したことです。

軍縮に非常に力を入れている(但し、核抑止力については否定をしていませんが…。)オバマ大統領を選挙当時から批判し続けている同紙ですから、この程度の内容になるのでしょう。

(因みにワシントンポスト紙は、露骨なオバマ批判をし続けた事が原因で、政府の定例会見への出席を拒まれています。)

ハッキリ言って、日本のマスコミ連中はここまで堕落したのか?と内橋さんは日本のジャーナリストへの不信を露わにして、市民が自らマスコミを峻別する能力を身に付ける事が大事なのでは?と投げかけています。

私もこの日の内橋さんのお話しを聞いて、もう一段のマスコミへの疑念と、良識あるマスコミを市民自らが峻別する能力を持たなければ、今日本が抱えている問題への解決方法は導き出せないのでは?と感じました。

内橋さんのこの日の放送内容は、来週の月曜日(5月3日から)NHKラジオ「ビジネス展望」のHPからPCでお聞きになれます。

「ブックマーク」から『NHKラジオ「ビジネス展望」』をクリックして下さいね。