「馬が差し押さえられた！？」顛末は…。 - この街の片隅で･････

先日ブログでお話ししました、「フサイチ」の冠名で知られる関口房朗氏が所有していた「フサイチセブン」と「ザサンデーフサイチ」の２頭が裁判所に差し押さえられられた問題ですが、新しい馬主が見つかった為、差し押さえを解除されることになりました。

これによりますと、関口氏が東京都港区と国税庁から起こされていた訴訟に対して、１月に東京地裁が違約金５億円を支払うよう命令した判決に従わず、支払いを拒んだため、２頭に対して差し押さえを行ったもので、現在２頭は放牧先から出られない状況となっていました。

ところが、このたび、２００５年のマーチＳはじめ、地方交流重賞の常連でもあったクーリンガーを所有している林進氏に２頭を売却することで関口氏との間で合意に達し、近日中に栗東に帰厩することになりました。

私も、今回の合意を歓迎するとともに、このような事態が二度と発生することのない様にしてもらいたいものです。

競走馬は、馬主のものでもありますが、競馬ファン全ての共有財産でもあることも忘れてはならないものです。