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高松宮記念の展望(2.レースの傾向)

遅くなりましたが、日曜日に中京競馬場で行われますG1高松宮記念の展望ですが、今日は過去のレース傾向を見てみます。

まず、このレースで使われる中京芝1200mの傾向ですが、唯一ローカル開催で行われるG1ですが、基本的に「外枠有利」の傾向になることはもちろんですが、ローカル開催特有の「開催が進むと、外からの差し・追い込みが有利になる」ことも頭に入れておいたほうがいい。ただ、先週・今週と痛んでいるところにローラー掛け(軽転圧ともいいます。)をした為に、うちからも伸びるようになっていることも否めない。

このレースの過去5年の勝ち馬の傾向を見てみますと、勝ち馬の中で「芝1200mの重賞」を勝っていることがある馬は2008年のファイングレインのみ。後は「芝1400~1600mの重賞」を勝っている馬がこのレースでも勝っている。これまでの「生粋のスプリンター」ではなく、それ以上の距離、それもマイル前後の距離からの短縮組に有利になっていることも注目してもらいたい。

また、このレースでの1番人気の連対ですが、ここ3年は3着以内に必ず来てはいるが、重賞実績に乏しい馬が1番人気になっている場合は何らかの形で波乱になっていることが多い。ただし、馬連万馬券決着はここ10年で2007年のみ。波乱にはなるが大波乱にはならない。悪くても中波乱程度になることが多い。

さらに、最後の直線を入るときの位置取りを見てみますと、「前目(4番手まで)」に位置どった馬(3勝2着2回)より、「中段より後ろ(5番手以下)」に位置どった馬(7勝2着8回)のほうが多く連対している。

対馬の前走を見てみますと、圧倒的に多いのが1200m時代を含めての「阪急杯」組で、6勝2着6回とダントツに多い。特に2003年と2005年は阪急杯組で連対を独占している。ただ、5年前に新設されたオーシャンSからの臨戦組も3着2回(2006年のシーイズトウショウと、昨年のソルジャーズソング)あるが、この2頭に共通していることは「中京コースで実績がある」馬ばかりである。今年は2008年の2着馬のキンシャサノキセキが、オーシャンSを勝って参戦してくることから、果たして?

今夜遅く、または明日の朝にでも、有力馬についてと、予想をお話いたします。