この街の片隅で・・・・・

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馬が差し押さえられた!?

先週末の話ですが、「フサイチ」の名前で知られる人材派遣会社会長の関口房朗氏が税金滞納などの為に、13日に大津地裁から、所有馬の「フサイチセブン(牡4)」と、「ザサンデーフサイチ(牡6)」の2頭を差し押さえる財産保全命令が言い渡され、裁判所の担当官が放牧先に出向き、2頭を差し押さえたそうです。

このニュースのURLは、http://www.sanspo.com/keiba/news/100314/kba1003140508013-n1.htm

ならびに、http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20100314-605824.html

です。

関口房朗氏と言えば、かつて「フサイチペガサス」で、日本ダービーと、アメリカのケンタッキーダービーを制して、「日米ダービー」を制した唯一の日本馬として、アメリカでもその名をとどろかせてきた馬主としても有名ですし、日本国内でもフェラーリを乗り回して競馬場入りする派手なパフォーマンスや、たいした馬でなくとも高値で買い求める「金に物を言わせる馬主」としても、かなりの競馬関係者から問題視されてきたのですが、この数年は、3年前に自身が国民新党比例代表候補として参議院選挙に出馬したり、経営していた人材派遣会社の経営不振などか重なって、所有していた馬を次々と他の馬主に売却するなど、往時の面影も無くなっていたそうで、居住していた六本木ヒルズからも退去したとされていますが・・・・。

それと同時に税金滞納などで国と港区からも財産を差し押さえられ、経営していた会社の問題で訴訟も起こされ、1月に裁判所から数億円にも及ぶ支払い命令が下っていたそうです。

ちなみに今回の差し押さえによって、JRAは、規定により2頭に対して、「新たな馬主が決まるまでの『出走停止』」を決定したそうです。

私も、先日フサイチセブン船橋競馬で行われたダートグレードレースのダイオライト記念を勝って、これでようやく本格化してきた矢先の事件だけに、一刻も早い新たな馬主の選定と早期の復帰を望むところです。

しかし、関口氏に対してちょっと言わせて欲しい。

「おい、関口。馬の価値は値段じゃない!!!!育て方だ!!!!よ~く分かったか!」