コスモバルク引退！ - この街の片隅で･････

今日の日刊スポーツに入ってきた衝撃的ニュースです。地方所属馬として初めて国際Ｇ１を勝利し、ＪＲＡのＧ１レースにも果敢に挑戦し、「地方競馬希望の星」でもありましたコスモバルク号（牡９）が突如、予定していたアイルランドへの移籍を取り止めて、現役を引退することになりました。

関係者からの話によりますと、コスモバルクは、放牧先のビッグレッドファーム鉾田でアイルランド遠征に向けた調教をしていましたが、とある日の調教後、左後肢の剥離（はくり）骨折が判明。歩様に乱れもあるため、同ファームの岡田繁幸氏が１６日、現役生活に終止符を打つことを関係者に明らかにしました。

岡田氏は「ご褒美に、と思って行かせたかった。手術も考えたが難しい部位だし、もう走りたくない、とバルク自身がいうことなのでしょう。残念ですがあきらめます」と話していたそうです。

私も、コスモバルクにはずっと見てきましたが、ココ２・３年は、「もう引退させたら良いのでは？」といった疑念を持っていましたので、今回の引退は「遅きに失した」と思うのです。

元々日本国内を引退後にアイルランド遠征など、普通では考えられないことですし、このことさえ、「無謀な挑戦」だと思うのです。そこまで現役に拘る岡田さんの考えにも疑問さえわくのです。

とにかく、これで引退になるのですから、コスモバルクには、「功労馬」として、どこかにでも繋養してもらって、「希望の星」にふさわしい余生を送って欲しいものです。