松井選手のエンジェルス移籍に思うこと。
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が、同じメジャーのアナハイム(ロサンジェルス)・エンジェルスに移籍することになりました。
現地時間の今日正式に球団側から発表があったもので、契約は1年で、推定年俸600万ドル(日本円で、約5億4000万円)で契約の合意に至ったもので、背番号は、巨人・ヤンキース時代と同じ「55」となりました。
今回の松井選手の移籍に関しては、来シーズンのヤンキース側の構想に「松井は打撃専門(DH)としてしか考えられない。」という考えがあり、「守備もしたい。」という松井選手側との考えのズレがあったものと見られます。
もっとも、ヤンキースのフロントからしてみれば、折角大物外野手を獲得したのに、松井選手が残るならば、使うならばDHしかないとしか考えていない、つまり「あなた(松井選手)をもう戦力と考えていない」と言わんばかりの姿勢だったと思います。
これならば、私は今回の移籍はやむを得ないと考えられるのです。一時は日本球界復帰も考えられていただけに、もう少しメジャーで松井選手の活躍が見られるのは少しだけ嬉しいです。