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オークス 有力馬情報?

それではお待たせしました。今日東京競馬場で行われますG1オークスの有力馬情報です。

シンメイフジ・・・・「もともとケイコは動く馬だけど、それにしても今週も本当に良かった。状態に関しては文句のつけようがない。」とデキに相当な自信を見せているのは、桜花賞からの巻き返しを図るシンメイフジの陣営関係者。その桜花賞は案外な結果に終わったが、上がり3Fはメンバー唯一の33秒台をマークしたように、自慢の豪脚に翳りはなく、「スローペースで前残りの展開になったことに尽きる」と関係者が振り返るように敗因は明確だ。むしろ、「前回は中2週だったから加減していたけど、今回は思い通りの調整ができた。これで負けたら単純に力が足りないと言うことだろう」とまで言う今回は、正真正銘のメイチ仕上げ。昨夏の新潟で、一躍、その存在を知らしめたあの豪脚が府中の直線で炸裂する。

エーシンリターンズ・・・・この中間で大きな変わり身を見せているのがエーシンリターンズ。年明けから、出走する度に体重を減らしてきたが、レース間隔を開けたことで今回は馬体の細化が見られず、さらに、これまでのようにカリカリする面も見せておらず、精神面においても確かな成長を窺わせているのだ。関係者も「心身ともに良化が感じられる。正直、前走以上の上積みは期待していなかったんだけどね」と驚きを隠せない様子。「行きたがる面があったから折り合いを心配していたけど、これなら距離もこなせるはずだよ」と、距離延長にも光明を見出している。実績面ではメンバー上位にも関わらず、走っても人気にならないタイプだけに、配当面も含めて積極的に狙うべき1頭だ。

コスモネモシン・・・・今年の牝馬クラシックは「東高西低」と言われるように、関東馬の層の厚さは例年以上と言える。それだけに、「年が違えば、扱いも全然違ったんだろうね」と話すこの関東馬の関係者のコメントも頷けるもの。事実、重賞好走歴も1度ではなく、コース適性もメンバー屈指と上位人気に支持される要素を挙げれば枚挙に暇がないほどなのだが、その注目度の低さと比例するかのような人気に甘んじているのが現状だ。これまでの対戦比較からもオッズほどの力差はなく、まさに“人気の盲点”と言える。自分の競馬に徹すれば、見せ場以上も十分期待できるだけに、最も怖い存在だ。

オウケンサクラ・・・・強行軍で臨んだ桜花賞では、まさかの逃げを打ち、2着好走したオウケンサクラ。過密日程を感じさせないどころか、克服しての結果だけに、そのタフネスぶりは到底、3歳牝馬の範疇を超えていると言っても大げさではないだろう。疲労や反動が懸念されていたが、今回は中5週とゆとりのあるローテーションで馬体はすっかり回復。また、間隔を取れたことで「中身の濃い調教ができた。今の方が充実しているよ。」と関係者は前走以上の状態を強調している。さらに、左回りで追い切れる日曜日にもコースに入れており、「右回りよりもスムーズな走り」との報告もあり、初コース対策に抜かりはない。「距離が延びてこその馬」となれば、距離延長はプラスに働く公算が高く、ここでも好走は十分可能だ。

アプリコットフィズ・・・・今回の大一番へ、乗り替りで挑む同馬だが、本番で手綱を握る鞍上がわざわざ関西から調教に駆けつけるなど抜かりのない調整過程で、不完全燃焼に終わった桜花賞からの巻き返しを図るこの関東馬。その鞍上も「初めて乗ったけど乗り易くて、反応もすごく良かった。折り合えば良い脚を使うのも分かったし、いいイメージで本番に臨める」と確かな手応えを掴んでいる。また、「母系からも期待は大きい。距離延長は大歓迎だ」と陣営関係者が言うように、オークスのこの舞台でこそ、その良血が開花しても不思議ではないほどの血統背景も見逃せない。一発ならこの馬以外をおいていないだろう。


サンテミリオン・・・・フラワーCから桜花賞出走の青写真は実現できなかったが、オークストライアルでは、その評判に違わぬ走りで他馬を圧倒したように、世代屈指の素質を持つサンテミリオン。デビュー以来、減り続けていた馬体重が懸念されていたが、今春の目標をオークス1本に絞ったことで「カイ食いが良くなり、今回はプラスで出せそう」と関係者。前走で克服した大外枠を再度、引き当て、「最後に入れられる分、出遅れる心配もないし、押して行っても引っ掛かる馬じゃない」と前向きなコメントに終始していたが、「また大外とはね。ここは内枠に入りたかったよ。レースセンスに期待したい。」と本音もチラリ。また、決め手では他馬に劣るだけに、「鞍上がどう乗ってくれるかだね」と、関係者は先週、今年のGI初勝利を挙げ、ますます勢いに乗る鞍上の手腕にも期待していた。

アパパネ・・・・世代最上位の実績を誇りながらも、「距離不安」「折り合い難」など、何かと「不安説」が取り沙汰されているのが桜花賞アパパネだ。確かに、先の桜花賞でも折り合いに苦労する面を見せていたが、陣営は中間の調教メニューをひと工夫。前に置いた馬を追走させ、折り合い面の強化を図るとともに、これまでの坂路調教からコース追いへ変更。これが奏功し、折り合いだけでなく、マイラー型と評された馬体もスラっとした胴長の中距離型へ変わってきた。関係者も「ムダな肉が削ぎ落とされて、桜花賞の時よりも体をスッキリ見せているね。」と、その効果を口にしている。元々、世代随一の完成度を誇る同馬だが、さらにその完成度を高めていると言って差し支えない。阪神JF桜花賞、そしてこのオークスをも制し、昨年のブエナビスタに続く、史上2頭目の快挙達成に陣営の視界は良好だ。