教師よ!家の中に入る勇気を持て!
ココ最近の学校の家庭訪問ですが、生徒の家の「玄関先」で要件を済ませる傾向が強まっているそうなのでが・・・・・。果たして本当にその子の家庭の実態が分かるのでしょうか?
このニュースのURLは、http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-zak20100517015/1.htmです。
この記事によりますと、とある会社員の場合、「新学期になって配られた学級通信を見てびっくり。『家庭訪問は玄関先のみとさせて頂きます』とあったそうです。
文部科学省の指針にも家庭訪問についての規定はなく、各学校長の裁量に任せている、としていますし、東京都教育庁でも、「最終的には学校長の判断。必ず行う必要はなく、教諭の『地域訪問』を行う学校もある」ようです。
しかし、私はハッキリ言って、『こんなことで本当にこども一人一人にきめ細かい教育などなどできるわけがない!!!!!』と断言します。
昔の先生は、本当にその子供のためならその家庭の中を実際に拝見し、それからどのような教育をしたらいいのか考えたものです。それが厳しいものだったとしても、長い目で見れば「この先生に教えてもらってよかった!」と感謝されるものなのです。
ところが、今の先生は学校長や父兄、はたまた地域の人達に遠慮する(あるいは『KY的』になる)余り、子供が発している『SOS』すら気づかない先生が多すぎます。
この記事の教育評論家は一見もっともなことを言っていますが、私から見れば『何を言ってやんだ!』と言いたい。
本当に子供の家庭環境が知りたければ、自分の判断で、『あなたの家の中を訪問させていただきます。!それが出来ないならばお子さんに何が起こっても学校は一切関知しません。全てあなたたち家庭の中で処理してください!』といった気概のある教師が必要なのです。
先生方、勇気を出して『生徒の家の中』に入ろうじゃないですか!