この街の片隅で・・・・・

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「市民目線」の恐ろしさ。(2)

先ほどの(1)に続き、「市民目線」をどう解釈するべきか、考えて見ます。

普通一般的に考えられるのは、「ごく普通の市民が常識つきに考えられる考え」だと考えられるのですが…。

しかし、マスコミ連中が意図しているのは、「自分たちの考えに共感・共鳴し、民主党政権を倒して自民党政権に戻す。」としか考えていないのではないのでしょうか?

つまり、「市民感情」の名前を変えただけで、ホントの意味の「市民目線」ではないのです。

民主党政権が発足してからの凄まじく、かつ露骨な政権批判は、たとえ一個人の事件でさえも政権全体の問題とし、「民主党政権に任せてたら日本が破滅する!」と言わんばかりの報道をする。その結果が昨今の支持率の急落に繋がっているのです。

しかし、よく考えてください。今の日本の疲弊を招いたのは、自民党政権そのものではないのでしょうか?

民主党政権はそれの後始末をしているだけなのです。つまり「自民党政権が生み出した様々な問題を真の『市民目線』で解決しようとしている」のです。

最後にお断りしておきます。小沢幹事長の事件につきましては、たとえ起訴となった場合でも、立件自体に無理があります。裁判自体が不成立になる可能性があります。しかし、これまで小沢幹事長自身が市民にハッキリ説明しなかった道義的責任は免れないと思います。むしろ今だからこそ、説明する最後の機会だと思いますよ。