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国民は「新党結成」より、「民主党政権の安定」を望んでいる!

ここ最近の政治を巡るニュースを見ますと、相も変わらずの民主党政権批判のオンパレード。それに輪をかけるような相次ぐ新党結成の続出。

一対この国のはどうなってしまうのか、不安感が募るばかりです。

各種の世論調査を見て見ましても、民主党政権の不支持率が支持率を上回る状況が続いていますし、7月に行われる予定の参議院選挙でも、民主党に投票したい有権者が昨年の同じ時期より大幅に減っているのも事実です。
マスコミ連中の分析だと、小沢一郎幹事長と鳩山首相の政治資金疑惑に対する説明不足について国民の不満が頂点に達している、と煽っていますが、果たしてホントにそうなのでしょうか?

私はハッキリ言います!
民主党政権を望んでいないマスコミ連中の謀略と、自民党の思惑に惑わされるな!」

ハッキリ言って、現在の日本経済の疲弊の最大の原因は、自民党政権の経済無策と市場原理主義を押し進めた小泉改革の結果であり、民主党に責任をなすりつけようとしているマスコミ連中の共同責任以外何物でもありません。

マスコミ連中は自民党政権時代の経済無策の総括と責任追求すらせずに、ただその時点の揚げ足取りに終始し、まるで自民党政権の政策が全て正しい!と言わんばかりの論調ばかりし続ける。

そんな国民の不安の間隙を突くように相次いで「打倒!民主党政権」を目的とする新党結成が相次いでいるのは、ホントに日本経済の再生に繋がるのでしょうか?

私はこのような新党結成の動きを第2次世界大戦前のドイツやイタリアで起こったファシズム運動に似通っていて、非常に危惧しなければならない事態だと感じるのです。

この時のこれらの国も政争に明け暮れる既成政党に対する不信と絶望から、ファシズム政党に対する期待が増大してついには政権奪取に至ったのです。

しかし、その後のファシズム政党の動きはご存じの通りです。
結局は国家の破滅を招いただけなのです。
日本の今の状況も非常に似ています。どうして日本の国民は「歴史から学ぶ」ことが出来ないのでしょうか?

また戦前の暗黒時代に戻りたいのでしょうか?

しかし、まだ今ならばその動きに、待った!をかけられるのです。
それを可能にするのが、「ハッキリと民主党政権支持!」を打ち出し、「新党には絶対投票しない!」という意志を国民が自覚することです。

まだ1年も経たない政権を見限って、安易に新党に期待するのは、自分の身と国家の破滅を容認するだけなのです。

今日本にとって大事なのは、「新党への期待」ではなく、「政権の安定」なのです。