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ホントに考えるべき「政治とカネ」の問題は…?

今日のNHKラジオ第一「ビジネス展望」は、経済評論家の内橋克人さん。

最近、民主党小沢一郎幹事長の政治資金を巡る問題ばかりが、ウンザリするくらい報道されていますが、内橋さんは、本当に論じなければならない「政治とカネ」の問題として、「企業・団体献金」を取り上げて自民党政権時代の露骨に醜い「企業献金」の総括こそ、本当に論じなければならない「政治とカネ」の問題であると一刀両断しています。

先頃、日本経団連は、今年度から企業献金の斡旋を取り止めることを決めましたが、それではこれまで選挙の有権者でもない企業が、日本の政策をどの位歪めてしまい、今日の恐慌を招いたのかをわかっているのでしょうか?

私はこれまで自民党政権が生き長らえてきたのは、こうした企業からの潤沢な政治献金(それも、客観的でない判断基準で)を供給し続けてきたからではないでしょうか?

昨年夏の歴史的な政権交代は、そういった「歪んだ政治」に対して、良識ある市民が起こした大反乱ではないですか?

マスコミ連中は未だに「自民党支持」を持ち出して、民主党政権を倒す政治勢力を結集させようとしてますが、自らの政策の失敗を反省せず、ひたすらに「打倒!民主党政権」を煽る報道をし続けていれば、良識ある市民が今年の参議院選挙でどのような審判を下すかハッキリしますよ。

内橋さんは最後に「生きている人間の声を反映できる政治こそ、民主政治」と締めくくっています。
今日の内橋さんのお話しの詳しい内容は、来週(3月22日)からNHKラジオ第一「ビジネス展望」のホームページからPCからお聞きになれます。
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