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やっぱり、あった「密約」

日本とアメリカの外交交渉で、「核持ち込み」に対する「密約」があったのかどうかを検証していました、外務省と有識者委員会は、広い意味での「密約」が存在した、との結論を出し、岡田克也外務大臣に提出しました。

このニュースのURLは、http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY201003090277.htmlです。

これによりますと、今回存在が明らかになった「密約」は、1960年(昭和35年)の日米安全保障条約改定に際して、事前承認なしに派兵できる「密約」や1972年(昭和47年)の沖縄返還に際して、有事の際に沖縄に核兵器を搭載した艦船の立ち寄りを認める「密約」など4つの「密約」です。

このうち、佐藤栄作元総理の遺族宅から発見された機密文書によって「密約」があったとされた沖縄返還交渉の際に返還後に有事の際の「核持ち込み」を容認する合意については、「公開された合意を大きく超える秘密の合意はなかった」などとして、「密約とはいえない」と結論し、政府内で引き継ぎがなく、佐藤内閣後の拘束力もないとしています。

私は、確かに外交交渉上、公に出来ないことがあることもあると思います。それを公開すると外交上問題が生じるかもしれないこともあると考えられます。

しかし、本当は存在してた「密約」をこれまで『一切存在しない』と国民を騙し続けていた自民党政権の「真の外交姿勢」がこれであからさまになったといえるでしょう。

今の自民党は、私が再三お話してますとおり、「これまでの政権の総括」を一切しようとせず、ただひたすらマスコミを利用して「民主党潰し」をしているだけであり、 それに乗ったマスコミ連中も「自民党支持」と良識ある市民にもう既に見透かされていることさえ分からないのでしょうか?

そのことは先ごろマスコミ各社が発表した「政党支持率」にハッキリ現れています。(ココで誤解してもらいたくないのですが、本当の政権の信用度を測るのは「政党支持率」であり、「内閣支持率」ではありません。これは自民党政権時代の悪しき前例であり、改めなければならないことです。)

自民党にあえて問います。あなた方は今の恐慌を「民主党の無策」と、いつまで言い続けるのでしょうか?自分たちの政策に対する反省と検証をまだしないのでしょうか?

マスコミ連中に問います。あなた方はいつまで「自民党支持」の報道姿勢を続けるお考えでしょうか?それでも、「公正中立」といえるのでしょうか?