相撲界を巡る嫌な話題。(1)
先日、大相撲初場所が終わったのに、なんだか相撲界を巡る目を覆いたくなる出来事が二つ起こってしまっています。
ひとつは横綱朝青龍が本場所中に暴行事件を起こし、それを隠そうとしたこと。
もうひとつは元横綱の貴乃花親方が日本相撲協会の理事選挙に立候補して当選したこと。
最初に貴乃花親方が理事選挙に立候補したことですが、私が最初このニュースを知った時に、「立候補するなら、勝算あってするのでは?」と考えていました。
結局今日行われた理事選挙で当選はしましたが、これを見た相撲ファンにはどう映ったのでしょうか?
私も一相撲ファンとしてこの問題を見た場合、タダでさえ相撲ファンが減少してきているのにこうしたドロドロした問題を見させられると、ますます相撲離れが進み兼ねないか不安でなりません。
本当に相撲を愛する人ならば、もう少しファンの立場も考えるべきではないのでしょうか?相撲は力士や親方のモノではないことをわきまえて下さい。
貴乃花理事に申し上げたい。せっかく理事になった以上、相撲界の不透明な問題に果敢に取り組んでもらいたい。特に悪の部分に対する出処進退をハッキリさせて欲しい。そうでなければ、相撲界の信頼は取り戻せないですから…。