「無事是名馬成り」
日本の競馬界で最も数多くのレースに出走した馬が、このほど引退しました。
関連URLhttp://www.keiba.go.jp/topics/2010/0113_1.html
この[E:horse]は、高知競馬所属のダイナブロスで、御年14歳。1998年(平成10年)に当時の県営新潟競馬でデビュー。高知競馬には2003年(平成15年)に転入。引退までほぼ休み無く使われており、最終成績は13勝2着30回3着26回でした。
普通、競走馬の寿命はたいてい5~6歳、長く走っても8歳くらいまでだと言われます。最近、JRAでも、10歳馬が重賞競走を勝ったこともありますが、出走回数はそんなに多くないのが現状です。
この中で、なぜか高知競馬はやたらに高齢馬が出走しており、最近ではオースミレパード(引退)が、16歳で重賞競走を勝ったりするなど、やたらに活躍が目立ちます。
そんな中で、このダイナブロスは結果自体はそんなに輝くものはありませんが、1戦1戦大事に使われてきたことが300戦出走、という金字塔を打ち立てられたのだと思います。
引退後は乗馬として余生を送ることになったそうで、何よりです。