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小沢一郎の問題を考える。(1.鳩山政権に口出し?)

民主党政権の支持率低下の背景に、小沢一郎幹事長が内閣にやたらと口出ししている影響があるとの世論が大多数のようです。

さらに小沢幹事長の後援会をめぐって、土地取引に不透明な資金の流れがあったとして、昨日東京地検特捜部が強制捜査に踏み切ったようです。

今回の強制捜査は、改めてお話しますとして、果たして本当に小沢幹事長の存在そのものが内閣支持率低下の原因なのでしょうか?

私には、鳩山首相にも、小沢幹事長にもどちらも、これまでの説明が必ずしも十分とはいえ無いと考えます。

かつて民主党が野党だったときには、あれほど自民党政権に対して「政治と金の流れ」について追及していたのに、自ら政権に就いたら途端にそういった問題を隠すことは許されることではありません。特に小沢幹事長に対しては、速急に自らの後援会の不透明な資金の流れについて十分すぎるほどの説明をするべきです。

それと、小沢幹事長には、これまでの政権について必要以上の口出しをし過ぎます。

前回の反自民連立政権でも、余りにも政策や予算、はたや官僚人事に対してまであれやこれや口出しして、結局内閣の指導力が十分に発揮されず、それに追い討ちをかけるように予算の年内編成の断念、当時の細川首相の献金問題(どうも、これは一部マスコミが政権を転覆させるために仕組んだ罠であることがわかりました。)、当時の社会党が政治改革関連法案に対して造反を行ったことで、政権内部が分裂して、結局自民党政権に戻ってしまった、という苦い経験を味わったのではないのでしょうか?

今回はさすがに第1党の民主党衆議院で絶対な多数を誇っています。それで、自分が口出しししても政権は揺るがないと思っているのでしょうか?

市民はそんなに馬鹿ではありません。今回の小沢幹事長の行動について、「お前が首相になりたいのだろ!」と言う声が日増しに強まっています。

それが鳩山内閣の支持率低下に繋がっているのはもっともです。

小沢幹事長、あなたは一体政権をどうしたいのでしょうか?

小沢幹事長の後援会をめぐる問題の件については、改めてお話します。