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国内線が飛ばない新空港?

来年の3月に開港する茨城空港の発着路線が当初予定していた国内線の発着はなくなり、国際線が僅か1便だけ発着することになりました。

茨城空港は、航空自衛隊百里基地の騒音訴訟での和解勧告に従い、軍民共用空港として百里基地に併設される形で建設し、基地の滑走路に隣接して、2700mの滑走路1本の空港であり、来年3月11日に開港予定です。

この航行の発着路線について、国内線の発着を検討していた茨城県が国内の全ての航空会社に誘致をしたのですが、路線の周知や、航空券の販売にかかる時間から見て、開港までに1路線も国内線を誘致できない事態になったのです。結局開港当初は、韓国のアシアナ航空が、茨城-仁川(インチョン)間を1日1便運行するだけになりそうです。

私は、果たして茨城空港の存在意義は何なのでしょうか?と考えます。構想のときには、「首都圏第3空港」として持てはやされたのですが、羽田空港の国際化による再拡張などによって、必要性そのものにも疑問に思えるのです。なにしろ1日の発着枠の最高限度が1日12便ならば、航空会社が二の足を踏むのも当たり前です。それに空港までのアクセスも成田空港以上に不便と聞きます。

こんな空港に多額の税金を投入する、自民党政権の「無駄な投資」そのものではないのでしょうか?