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ジャパンカップダートのポイント(5)

昨日に引き続きまして、ジャパンカップダートに出走する馬のお話を。

4.シルクメビウス

前走トパーズS(来年からこのレースは重賞の「みやこS」に生まれまわります。)を快勝し、このレースに参戦してきた今年の3歳馬の中での有望株。今回は叩き3戦目とあって、一番走り頃だと思うのだが・・・・。ただ、前々走の武蔵野Sの敗戦内容が気になるが・・・。後もうひとつ気になるのが、エリザベス女王杯で晴れてG1ジョッキーになった田中博康騎手の当日の精神状態。前回は逃げ馬だったのでよかったが、差し馬であるこの馬では・・・・?

5.ワンダーアキュート

前走の武蔵野Sで、古馬をなぎ倒して、このレースに挑むが、今回は輸送に心配もないし、鞍上も乗りなれた和田竜二騎手に戻るのも魅力。ただ、前走二桁減った馬体重が戻っているかどうか?それと、夏場から休みなく乗ってきた疲れがこの時期に出てきている可能性も?この馬は当日のパドックを良く見ておいて貰いたい。

6.スーニ

昨年の2歳王者が満を持して、中央のG1に参戦。前走のJBCスプリントで完全復活を果たし、状態面も万全、と行きたいところが、確かに1800mでの勝ち鞍はあるが、前走・前々走を見た限りでは、どうもこの馬は、短距離馬なのかもしれない。1800mの時の勝ち方もそうもやっと勝った、といった印象が強い。果たして?

7.ディズウェイ

サマーバードが骨折のためにこのレースを回避したため、唯一の外国馬の出走となったこの馬。

昨日も申しましたとおり、このレースの外国馬の勝利は、2003年のフリートストリートダンサーのみ。このときの馬場状態はかなりの泥んこ馬場。つまり、この馬にとってうってつけの馬場だったことが原因。このレースでなぜ外国馬が不振なのか?といいますと、ひとえに「日本のダートコースと、外国のダートコースの決定的な違い」だと考えられる。

ドバイワールドカップブリーダーズカップクラシックをご覧になった方は分かると思うのだが、馬場がやや茶色っぽくなっていることにお気づきだろうか?それが、決定的な違いである。本来のダートは「粘土質や土」の馬場なのであって、日本のダートは「砂」の馬場なのである。これが、外国馬が不振となっている決定的な要因でもある。

これについては、以前から日本のダートコースも外国に倣うべきなのでは?という声がしばしばあるが・・・・。

前置きはそこまでにして、私が言いたいのは、「ハッキリ言って、外国馬はお手合わせ程度でしか来ていない!」ということである。

じつは、今回のレースのカギを握る馬がいるのである。それについてはまた明日。