この街の片隅で・・・・・

街の片隅で生きる人のごくありふれた日常を綴るブログです。

Instagram https://www.instagram.com/sakanakun_insta/

説明不足の官僚。不安を煽るマスコミ連中。

今日から来年度予算のムダを洗い出す「事業仕分け」の後半戦が始まりましたが、ここに来て事業仕分けの対象になった事業の関係者や一般市民の間で不安や不満が沸き上がっています。

市民や関係者の不安や不満は民主党でも警戒していた以上の広がりを見せており、ホントは必要な事業まで「事業仕分け」の対象になっているのではないか、とマスコミ連中も煽り出しています。

でも、よく考えて下さい。今回の事業仕分けは、あくまでも予算の中でムダな事業を予め選んでいるのですが、その選定の過程でもホントにムダなのか?の判断自体も不透明な感じがまします。

私はこれまでやっとホントに予算が必要な所にお金を使える期待を抱いていましたが、最近何か釈然としない感じを受けています。

同時に、このまま進めば、日本がまた自民党政権に戻ってしまう雰囲気が漂ってくるような不安を感じます。

ニュースなどで対象になった事業の関係者の意見や市民の声を聞いているうちに、「こんなのまで仕分け対象にしたのか?」のが少しずつですが出てきています。

こんなに期待していた「事業仕分け」が想わぬ方向に進んだ背景に、官僚が「仕分け人」に対する説明が充分ではなく、「仕分け人」に対して納得できる説得力が不足しているのかもしれません。

それに「仕分け人」の頭の中には、「官僚の言っていることは社会より自分たちを守りたい考えの人が多いから、気に入らなければ容赦なくやってしまえ!。そうすれば、国民にはよくやってくれた、と感謝されるから…」という驕りがあるかもしれません。

実際に官僚の説明が終わらないうちに、「仕分け人」が廃止や縮小などを決議した事業もありますし、官僚の意見を「問答無用!」とバッサリ聞き入れず、決断した事業もありました。

私は果たしてそんな「事業仕分け」で果たして健全な予算が出来るのか、不安感がよぎります。

しかし、こういった問題に対して、必要以上に不安を煽るマスコミ連中の姿勢には、怒りを通り越して、呆れるしかありません。あなた達は一体日本をどうしたいのですか?自民党政権の方がいいのですか?