秋華賞の楽しみ方。4.カギは別路線組?
四回目の今日は、ブエナビスタと、ミクロコスモス同様にトライアル組で権利取りできなかったところ、またはトライアル自体に出なかったもので秋華賞に出走する[E:horse]についてです。
今年の3歳[E:horse]は、夏競馬に入って俄然活躍していることから、敢えてトライアルに行かずに確実に賞金を稼いでおいたほうが得策なのでしょうか?
確かに、春先はブエナビスタの独壇場だったため、あまりダメージが少ないまま、[E:maple]に勝負をかけるのかもしれません。
但し、ちょっと気に留めて貰いたい。今年桜花賞のタイムと、ダイワスカーレット・ウオッカの2強対決だった時の桜花賞のタイムの差である。
09年桜花賞 タイム 1.34.0(+0.3) 上がり600m 33.3(-0.3)
07年桜花賞 タイム 1.33.7 上がり600m 33.6
上がり600mのタイムはさほど変わらないが、走破タイムは明らかに今年の方が遅いのである。
同じく、昨年の阪神JFも同様である。
06年阪神JF タイム 1.33.1(基準タイム) 上がり600m 34.2
08年阪神JF タイム 1.35.2(+2.1) 上がり600m 34.8(+0.6)
現在の阪神の芝1600mのタイムは改修後かなり遅くなったような感じがするが、実は、ウオッカの勝った時のタイムは当時としてはかなりの破格のタイムだったのである。
このことから、ブエナビスタの強さはもしかしたら、ほかの馬が未成熟でレース自体が低レベルだったことかもしれない。
今回の秋華賞に出走する[E:horse]の中には、ブエナビスタと既に対している[E:horse]もいます。その[E:horse]が夏場に古[E:horse]や3歳の牡[E:horse]と当たって力をつけて[E:maple]にまたブエナビスタと真っ向勝負を挑むことだとしたら、秋華賞でブエナを負かす[E:horse]は案外その辺りかもしれません。
明日は締めくくりとしまして、改めてブエナビスタの三冠の可能性についてお話ししようと思います。但し、もしかしたらレース当日の朝になるかもしれません。