Ｇ１よりも、売り上げが高い福島競馬？

先週の話しですが、土曜日に季節外れの降雪の影響で福島競馬が月曜日に順延になりましたが、その日の売り上げが、皐月賞の売り上げを上回っていたことがわかりました。

先週日曜日の皐月賞当日の売り上げが、昨年の皐月賞を前年比−８．７％だったのに対して、順延した月曜日に行われた福島競馬の売り上げが前年比で＋８０．３％と上回っていた、というものなのです。

しかし、平日にもかかわらずこれだけ売り上げが増大した背景に「電話ならびにインターネット投票の影響」が多かった、という分析がなされています。

昨今、インターネット環境の劇的な進歩によって、競馬場に行かなくでも、馬券が買える状況が整ってきてますし、こういった日は、予想自体も難しく考える必要がなくなったことも背景にあると考えられます。

このことから、何も競馬場に足を運ばなくでも、馬券だけは買える傾向は今後も続くのではないでしょうか？

来年からは、「５重勝単勝式」がＪＲＡからも発売されますが、当面はインターネット投票限定になりそうです。

そうなれば、これからは「いかに競馬場に足を運んでもらうか？」がこれからの課題になりそうですよ。

ＪＲＡに限らず、全ての競馬主催者の営業努力が試されているのです。