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根岸Sの傾向?

先日「今週の予告」でお話しましたとおり、日曜日に東京競馬場で行われます根岸Sの展望ですが、まずはレースの傾向についてお話します。

まずは、このレースが行われる東京ダート1400mの傾向から。このコースは基本的に「先行有利」なのだが、最後の直線が長いことと、3コーナーまでアップダウンがあるのこともあり、巧く流れに乗ることが重要。(逆に、これより100m短いダート1300mは短距離ながら「差し・追い込み」が届き易い。)つまり、前で競馬が出来る馬に有利なのです。

このレースが、東京のダート1400mで行われるようになった過去9年(2003年は中山で開催なので省く)を見ていますと、脚質的にやはり「先行」又は「好位抜け出し」の傾向にあります。

ただ、人気馬の成績を見ますと、中山開催だった2003年を含めて1番人気馬は1着2回と不振傾向。但し、1番人気は6回馬券には絡んでおり、大荒れしたのはブルーコンコルド(8着)が1番人気だった2004年のみ。全体的に中波乱の傾向です。

また、このレースの連対馬を見てみますと、休み明けで連対したのは昨年のフェラーリピサと、一昨年のタイセイアトム、など。基本は順調に使われている馬が良い。

更に、連対馬でココ3年の傾向として「好走を維持している馬」の連対が目立つ。つまりココ近走で掲示板を外さないこともポイント。

対馬の前走距離を見ますと「距離短縮」より「距離延長」のほうが多い。特に前走「ダート1200m」からの連対が目立つ。しかし、「前走同距離」のダート1400mからの臨戦組みは過去8年で2着1回3着5回と全く勝てない。これは、東京と他の競馬場との違いによるものなのでしょうか?

対馬の年齢をみますと、中心は「5・6歳」勢。人気になりそうな「4歳馬」で連対したのは2004年のヒューマ(2着)と、2005年のメイショウボーラー(優勝)のみ。「7歳以上」の高齢馬も1着1回のみですが、3着には4回絡んでいる。

さて、今年の出走馬は果たして?続きは枠順確定後にも。