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協同組合の理念を企業に生かす社会を!

今日のNHKラジオ「ビジネス展望」は経済評論家の内橋克人さんのお話しでしたが、協同組合の国際組織である国際協同組合連合の年次総会がスイスで先週行われたそうです。

しかし、日本のマスコミ連中はこういった大事なことを鳩山首相の裏献金(ハッキリ言って大した問題では思うのですが…。)や事業仕分けの問題(これもなんかマスコミ連中の民主党に対するアラ探しになっているようで憤慨してます。)に気を取られてどこも報じていません。

こういったことを報道するマスコミこそ、良識あるマスコミだと思いますが…。

この中で、行き過ぎた市場原理主義を糾弾して、名指しこそ避けましたが日本の小泉改革市場原理主義の惨たるものだと非難しています。そして今の経済危機に対抗し得るものとして、「人格経済」とか「理念経済」の担い手としての協同組合の役割が重要になってきている決議が成されたそうです。

内橋さんは更に日本の協同組合の提唱者である賀川豊彦さんのお話しを引用しながら、協同組合の精神や理念が日本の金融危機による恐慌から抜け出す一つの方法として取り上げて協同組合の理念を生かす企業こそこれからの経済にとって大切だと訴えています。

私も今日の内橋さんのお話しを聴きながら、そうなんだな、と感じましたし、今の日本の恐慌を脱するのは、人間が大事にされる協同と共生の経済だと感じました。

つまり、「改革なくして成長なし!」ではなく「お金に振り回される社会から人間が大事にされる社会への転換」が大事なのでしょうか?

今日の内橋さんのお話しの詳しい内容は、NHKラジオ「ビジネス展望」のHPから来週(11月30日から)一週間、PCからお聞きになれます。